こんにちは、丸亀ボイストレーニングトレーナーの田村です。
ボイストレーニングを通じて、歌を生涯の趣味に、人生を楽しく生きるお手伝いをしています。
久々のヒトカラ
さて、昨日ふと思い立って、ヒトカラ(一人でカラオケ)に行ってきました。
普段は、月に1度、妻と一緒に近所の『まねきねこ』に行きます。
朝カラ、安いですから。
でも、朝イチ(AM7:00とか8:00とか)はハッキリ言って、歌う時間帯じゃないですよね。
だから、安いとは言いながら、いつも暖気運転に時間を取られます。
今回は、AM10:00くらいに行ったので、いつもよりはマシ。
特にこれと言って目的は決めていなかったので、とりあえず大好きなスキマスイッチの曲から歌い始めてみました。
妻もスキマスイッチが好きなのですが、一緒に行ったときはあまり歌わないんです。
だから、ある意味「鬼の居ぬ間に羽を伸ばして~」ということなのかもしれませんね(笑)
結局トレーニングに
一人で歌っていると、やはりトレーニング要素が強くなってきます。
歌いながら、
「ここがまだ固いな~」
「お、ここが動き出したか!」
と言った具合に、刻々と変化する体からのフィードバックを感じています。
音楽としての歌はもちろん芸術なんですが、ことボイトレに至っては、どちらかというとスポーツに近いんですよね。
発声は結局、筋肉の運動。
だから、初めは固い状態からスタートして、動かしているとだんだんほぐれて動きがよくなり、そしてどこかでピークアウトして疲労によりまた動きが悪くなってくる。
毎回その経路をたどるのです。
そんな中でも、トレーニングとして意識するのは、動いていないところを動かしていくということ。
つまり、ほんの少しだけ限界を超えるという意識です。
そうすることで、少しずつ筋肉の可動域が広がり、出せなかった高さが出せるようになったり、力んでいたところがリラックスして歌えるようになったりします。
ワンオクにチャレンジ
今回は、自由に選曲できるということで、久々にONE OK ROCKさんの『The Beginning』にチャレンジしてみました。
東京のボイトレに通っていた生徒時代の課題曲で、最高音がHiCの難しい曲です。
トレーナーを初めて数年間は練習を続けていましたが、特にコロナ以降、もう何年も歌っていませんでした。
今回、久々に歌ってみると、
「あれあれ?」
「これ(HiC)、出るんじゃない!?」
「お~出た!」
「しかも、出し方分かった!」
以前は、とにかく気合で出す!って感じで、その結果、出たり出なかったりでした。
正解の動きがよく分かっていなかったのです。
しかし今回は、高い声を出そうとしたときの自然な体の動こうとする方向が感じられ、そしてその方向に体もちゃんと反応できるようになっていたのです。
地道なトレーニングの蓄積、おそるべし!
30代からボイトレを始めて、45才でワンオクが歌えるようになるとは!
このトレーニングは裏切らない
やはり、信じてやってきた道は間違いじゃなかった。
というか、歌に必要な筋肉をとことんほぐして柔らかくしてあげると、自然と正解の動きをしてくれます。
環境さえ整えてあげれば、体の方がちゃんと答えを知っていて、正解を教えてくれるのです。
これがこのトレーニングのすばらしいところ!
だから10年以上も取り組み続けています。
続けられるのには、自分が正しい方向に進んでいると信じられるだけの実感がちゃんと伴っているからなのです。
まとめ
今回、ヒトカラに行ってみて本当に良かったと思います。
家族や友達と行くときはワイワイ楽しく。
でもたまには一人でじっくり自分の体と向き合いながらのカラオケもいいですね!
今後も、月に1回か、2か月に1回くらいのペースでは行きたいなと思いました。
次はどんな変化・成長に気づけるか、今から楽しみですね!
あなたもぜひ、歌の上達を一緒に楽しみましょう!
体験レッスンでお待ちしております!
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