春は声が出しにくい?季節の変わり目に注意したい発声ポイント

こんにちは、丸亀ボイストレーニングの田村です。

歌を生涯の趣味に、自分らしい声で、上達を実感できるボイストレーニングの普及を目指します。

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春は声が出しにくい?季節の変わり目に注意したい発声ポイント

春の陽気が気持ちよくなってきましたね。でも最近、「なんだか声が出にくい」「喉がかすれる気がする」と感じていませんか?
実は春は、声や喉にとって意外と注意が必要な季節なんです。

今日は、季節の変わり目に声が出にくくなる理由と、声を守るための発声ポイントをご紹介します。


なぜ春に声が出にくくなるの?

  1. 気温の変化が激しい  朝晩と日中の寒暖差で、自律神経が乱れやすくなります。これが喉の乾燥や筋肉のこわばりにつながり、声が出しづらくなる原因に。
  2. 花粉・黄砂・PM2.5の影響  これらは喉や鼻の粘膜を刺激し、炎症や違和感を引き起こすことがあります。鼻づまりによる口呼吸も、喉の乾燥を悪化させます。
  3. 環境の変化によるストレス  春は進学や異動、引っ越しなど環境の変化が多い時期。緊張や疲労は、知らず知らずのうちに声帯にも影響を与えます。

声を守る!春の発声ポイント

  1. 朝のウォーミングアップを丁寧に
     起きた直後は特に声が出にくいもの。いきなり大きな声を出すのではなく、「ハミング」や「リップロール」など優しい発声から始めましょう。
  2. こまめな水分補給で喉を潤す
     喉の乾燥は声帯にとって大敵。常温の水をこまめに飲む習慣をつけましょう。カフェインやアルコールは避けた方がベター。
  3. マスクで喉を守る
     花粉やホコリ、乾燥から喉を守るのにマスクは効果的。外出時にはぜひ活用を。
  4. 鼻呼吸を意識する
     鼻には空気を加湿・浄化する機能があります。口呼吸が癖になっている人は、日常の呼吸から見直してみましょう。
  5. 無理して出さない。調子が悪い日は休む勇気を
     「声が出ない=練習しなきゃ」ではなく、まずは喉を休めることが最優先です。発声も「体調管理」が大切な基礎力です。

まとめ

春は気分も明るくなる反面、喉や声にはストレスのかかりやすい時期です。
ちょっとした習慣で、春のトラブルを防ぐことができます。無理せず、優しく声を育てていきましょうね。


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